けやき屋さん

　恥ずかしくなるぐらい、「けやき」から葉っぱを取り除きます。一枚も残さずに。1mm程度の出たばっかりの小葉でさえも。

 

　新芽が出てから２カ月もしない入梅時期に葉刈りしてください。この時期ともなると葉が傷んだり、葉が大きくなりすぎたり、アブラムシの被害にあったり・・・葉っぱは本来の役目を終えてます。

 

　また「けやき」の内部は葉っぱで繁茂し、ムレムレ状態です。一度風通しを良くしスッキリさせましょう。

 

　全ての葉っぱが無くなっても１週間前後で元気な葉っぱが出てきます。もう一度、新鮮で新緑の葉っぱという花が咲いたかのようです。しかも均等に同じ大きさの葉っぱが生えそろいます。しかも1.5倍増量で。

 

　更に細かい枝が急激に増えだしますので、盆栽としての「けやき」という完成形に近づきます。

 

　葉っぱが生えそろい始めましたら、ここで肥料をあげます。

 

　葉刈りをすると幹と枝のみの骨格が見えます。このタイミングが一番剪定しやすいです。

 

 

【方法】

　指で真っ直ぐ引っ張るだけです。簡単です。指の入りにく個所や小葉は、ピンセットで引っ張ります。

 

 

【注意】

　以下の「けやき」は、葉刈りをしないでください。枯れる確率が高くなります。

 

①今年の実生苗

②弱っている「けやき」

③老木