> その他の盆栽[OTHER BONSAI]

OTHER BONSAI
その他の盆栽
どのような植物でも盆栽として仕立てることができます。
ぜひ身近な植物や好きな植物でトライしてみましょう。
マツ【PINE TREE】

五葉松
日本に自生する単維管束亜属として以下の4種及び1変種があります。
●ヒメコマツ(別名ゴヨウマツ) Pinus parviflora
●キタゴヨウ(ヒメコマツの変種) P. parviflora var. pentaphylla
●ヤクタネゴヨウ P. armandi var. amamiana
●チョウセンゴヨウ P. koraiensis
●ハイマツ P. pumila

二葉松
日本に分布する複維管束亜属としては以下の3種類があります。
●アカマツ P. densiflora
●クロマツ P. thunbergii
●リュウキュウマツ P. luchuensis

世界の五葉松
ストローブ節
●ヤクタネゴヨウ
●タカネゴヨウ(カザンマツ)
●メキシコシロマツ
●ブータンシロマツ
●チアパスシロマツ
●ベトナムシロマツ
●ハイナンシロマツ
●リンバーマツ(フレキシマツ)
●ナンセイシロマツ
●サトウマツ
●タイワンシロマツ
●モンチコラマツ
●ゴヨウマツ
●マケドニアマツ
●ハイマツ
●チワワシロマツ
●ストローブマツ
●ヒマラヤアオマツ
ケンブレア節
●スイスマツ(ヨーロッパハイマツ)
●チョウセンゴヨウ
●シベリアマツ

世界の二葉松
ピヌス節
●アカマツ
●ボスニアマツ
●ケシアマツ
●リュウキュウマツ
●タイワンアカマツ
●モンタナマツ
●ヨーロッパクロマツ
●レジノーサマツ
●ヨーロッパアカマツ
●クロマツ
●ウンナンマツ
ピネア節
●イタリアカサマツ
●カラブリアマツ
●カナリーマツ
●アレッポマツ
●フランスカイガンショウ
●ヒマラヤマツ
トリフォリア節
●チワワマツ
●カリピアマツ
●スナチマツ
●エキナタマツ
●スラッシュマツ
●モミハダマツ
●ダイオウマツ
●リギダマツ
●ヌママツ
●テーダマツ
●バージニアマツ
●バンクスマツ
●コントルタマツ
●ビショップマツ
●オオカルパマツ
●パツーラマツ
●ラジアータパイン
●オオミマツ
●ジェフリーマツ
●モンテスママツ
●ポンデローサマツ
その他のマツ属【OTHER PINE TREE】

トウヒ属
トウヒ属(唐檜属、英語: spruce(スプルース)、学名:Picea)
マツ科トウヒ属の常緑針葉樹の総称。いわゆる「クリスマスツリー」型の典型的な針葉樹です。
【日本産種】
日本には以下の7種と1変種または6種と2変種が分布します。エゾマツとアカエゾマツ以外は日本の特産種です。
●アカエゾマツ
●エゾマツ
●トウヒ
●ヒメバラモミ
●ヒメマツハダ
●バラモミ(ハリモミ)
●マツハダ
●ヤツガタケトウヒ
【世界】
北半球の温帯から亜寒帯にかけて広い範囲に30種以上が分布します。トウヒ属は5つの系統に分かれますので種類が多いです。

カラマツ属
カラマツ(唐松、学名:Larix kaempferi)
マツ科カラマツ属の落葉針葉樹。
樹皮は暗褐色で鱗状です。葉はマツより短めの針葉で、20 - 40本が束状に生えます。葉はそれほど濃密ではないので、林内はそれほど暗くなりません。
【日本のカラマツ属】
●カラマツ
【世界のカラマツ属】
●オウシュウカラマツ(ヨーロッパカラマツ)
●ダフリアカラマツ
●グイマツ(シコタンマツ)
●ホクシカラマツ
●シッキムカラマツ
●ヒマラヤカラマツ
●アメリカカラマツ
●タカネカラマツ
●マスターカラマツ
●ニシカラマツ
●チョウセンカラマツ(マンシュウカラマツ)
●ループレヒトカラマツ
●シベリアカラマツ
●ユンナンカラマツ

モミ属
北半球の寒冷地から温帯にかけて、約40種が分布します。ほとんどの種が常緑高木で、クリスマスツリーとして利用されることで有名です。
【日本のモミ属】
日本分布するのは5種類です。トドマツ以外は日本の特産種です。
●モミ Abies firma
●ウラジロモミ Abies homolepis
●シラビソ Abies veitchii
●オオシラビソ Abies mariesii
●トドマツ Abies sachalinensis

カタヤ属

ヒマラヤスギ属
ヒマラヤスギ属(ヒマラヤスギぞく、学名:Cedrus)
よく似た円錐形の形態をとるモミ属の近縁種です。ヒマラヤ山脈西部や地中海地方に分布し、ヒマラヤでは標高1,500から3,200m、地中海では1,000から2,200mに自生しています。
【世界の ヒラヤマスギ属】
●アトラスシダー
●キプロスシダー
●レバノンスギ

ユサン属

ノトツガ属

イヌカラマツ属

トガサワラ属
トガサワラ属(トガサワラぞく、学名:Pseudotsuga)は、マツ科の針葉樹の分類群の1つ。日本にはトガサワラのみが分布します。世界では4種。
【日本産】
●トガサワラ
【世界】
●ベイマツ(ダグラスモミ)
●シナトガサワラ
●タイワントガサワラ
カエデ【MAPLE】

カエデ
カエデ科 (Aceraceae) は双子葉植物の科です。主に温帯に分布する落葉木本、150種ほどからなります。
●カエデ属 … 日本産27種
●キンセンセキ属 … 中国産2種
果実は2つに分かれ、それぞれ種子を1個含みます。葉は対生し、単葉(掌状のものが多い)または羽状複葉。
植物分類上ではカエデとモミジは区別はしません。
植物学的にはモミジもカエデも「カエデ」と言い、どちらもカエデ科のカエデ属の植物です。モミジという科や属はありません。
一般的には上述のとおりカエデの仲間の特にきれいな仲間(子供の手のような葉の形のやつ)をモミジと区別して呼んでいます。
しかし、園芸上や盆栽の世界では葉の切れこみ数、切れこみ具合によって明確に区別しています。
●モミジ … 葉の切れ込みが深く5つ以上
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ など
●カエデ … 葉の切れ込みが浅い
トウカエデ、ハウチワカエデ など

モミジは日本独特のもの?
カエデは世界に幅広く散らばっています。
しかし、モミジとして親しまれているカエデは中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで、それ以外は日本列島にあり、わが国はカエデ科植物の宝庫と言えます。モミジと呼ばれるカエデは日本の秋をまさに代表する植物です。
カナダの国旗の模様はモミジとは言わず「カエデ(メープル)」です。

カエデとモミジの語源
●カエデの語源
通説:「蛙の手→かえるで」から転じました。
異説:蛙の手みたいに水かきがあって切れこみの少ないのをカエデ。人の手みたいに切れこみのあるのがモミジといいます。
●モミジの語源
通説1:「もみじ」は揉(も)んで染め出す紅色「もみ」が語源。動詞「もみづ」は紅葉すること。
通説2:紅花から染料を「揉(も)み」出す様子(紅花を細かく優しく揉むと紅や黄色に変化する)から、「もみ」が「紅」を指すようになり、楓の紅葉もこの紅花から染料を抽出するときの色の変化の様子と類似しているので、「もみずる」が「紅葉(もみ)ずる」さらに名詞化して「もみじ」になったとする説。

カエデの「楓」という字は誤訳?
中国に日本のカエデと良く似たのにマンサク科の「フウ」と言う木があります。それを漢字で楓と書きます。
日本人の誰かが「カエデ」と中国の「楓」とを同一視し、カエデに楓という字を宛てたのが間違いの元。中国ではカエデ科のカエデは「槭」と言う字を書きます。

紅葉黄葉
●必ず赤く紅葉
●大盃
●滝野川
●猩々
●紅鏡
●松風
●メグスリノキ
●赤
●イロハモミジ
●ハウチワカエデ
●ニシキギ科(ニシキギ、ツリバナ)
●ウルシ科(ツタウルシ、ヤマウルシ、ヌルデ)
●ツツジ科(ヤマツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジ)
●ブドウ科(ツタ、ヤマブドウ)
●バラ科(ヤマザクラ、ウワミズザクラ、カリン、ナナカマド)
●スイカズラ科(ミヤマガマズミ、カンボク)
●ウコギ科(タラノキ)・ミズキ科(ミズキ)
●黄
●珊瑚閣
●鬱金
●彗星
●イタヤカエデ
●イチョウ科(イチョウ)
●カバノキ科(シラカンバ)
●ヤナギ科(ヤナギ、ポプラ、ドロノキ)
●ニレ科(ハルニレ)
●ニシキギ科(ツルウメモドキ)
●ユキノシタ科(ノリウツギ、ゴトウヅル)
●褐色
●ブナ科(ブナ、ミズナラ、カシワ)
●スギ科(スギ、メタセコイヤ)
●ニレ科(ケヤキ)
●トチノキ科(トチノキ)
●ズズカケノキ科(スズカケノキ)

メープルシロップ
サトウカエデ
●ギンヨウカエデ
●ネグントカエデ
●アメリカハナノキ
●イタヤカエデ
●チドリノキ
●アサノハカエデ

見分け方
●イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ
●イタヤカエデ、アカイタヤ、オニイタヤ
●ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、オオイタヤメイゲツ
●ウリハダカエデ、テツカエデ、ウリカエデ、カラコギカエデ
ドングリ【ACORN】

コナラ属
クヌギ
●殻斗のりん片
…肉質で長く、そりかえる
●どんぐりの特徴
…球形
●葉の形
…細長く、針状に尖った鋸歯がある
●分布
…本州(岩手、山形以南)・四国・九州・沖縄
●備考
…クリの葉に似ているが、鋸歯に葉緑素がない
●語源
…クヌギの語源は国木(くにき)または食之木(くのき)からという説があります。古名はつるばみ。当て字で、椢・橡・櫪・椚・櫟などとも書きます。
アベマキ
●殻斗のりん片
…肉質で長く、そりかえる
●どんぐりの特徴
… 球形
●葉の形
…クヌギの葉に似ているが、裏に毛が密生し白く見える
●分布
…本州(山形以西南)・四国・九州
●備考
…樹皮はコルク層が発達し深い、でこぼこがある
カシワ
●殻斗のりん片
…紙質で長く、そりかえる
●どんぐりの特徴
…球形でめしべのあとが長い
●葉の形
…大形、枝先に集まる。ふちは大きな波形
●分布
…日本全土(沖縄は除く)
●備考
…葉は長さ30㎝位になり、食物を包んで蒸したりする
ナラガシワ
●殻斗のりん片
…うろこ状で、毛が密生
●どんぐりの特徴
…楕円形
●葉の形
…やや皮質でふちは波形
●分布
…本州(岩手、秋田以西)・四国・九州
●備考
…葉はカシワ形、堅果はコナラ形
ミズナラ
●殻斗のりん片
…深く、うろこ状
●どんぐりの特徴
…長楕円形・楕円形で褐色
●葉の形
…上の方が幅広くふちに大きな鋸歯がある
●分布
…日本全土(暖地では高い山)
●備考
…葉柄はほとんどない
コナラ
●殻斗のりん片
…やや浅く、うろこ状
●どんぐりの特徴
…長楕円形
●葉の形
…やや小形で、ふちにはするどい鋸歯がある
●分布
…日本全土(沖縄は除く)
●備考
…葉の基部はくさび形
ウメバガシ
●殻斗のりん片
…浅いうろこ状
●どんぐりの特徴
…上下とも細くて長楕円形
●葉の形
…小形で皮質・楕円形。上半分に鋸歯がある
●分布
…本州(神奈川以西)・四国・九州
●備考
…ウバメガシの炭を備長炭と言う
イチイガシ
●殻斗のりん片
…横縞状で毛が多い
●どんぐりの特徴
…楕円形
●葉の形
…上半分に鋸歯がある。裏側に黄褐色の毛がある
●分布
…本州(関東南部以西)・四国・九州
●備考
…社寺境内に植えられる
アカガシ
●殻斗のりん片
…横縞状で毛が多い
●どんぐりの特徴
…幅広の楕円形褐色
●葉の形
…硬い皮質でふちに鋸歯がない
●分布
…本州(宮城、新潟以南)・四国・九州
●備考
…材が淡紅褐色
ツクバネガシ
●殻斗のりん片
…横縞状で毛が多い
●どんぐりの特徴<
…長楕円形で縦縞があるbr />
●葉の形
…基部はくさび形で上半分にかすかに鋸歯がある
●分布
…本州(宮城、富山以南)・四国・九州
●備考
…枝先の葉が4枚、つくばね状にでる
ウラジロガシ
●殻斗のりん片
…横縞状で毛が多い
●どんぐりの特徴
…広楕円形で濃褐色
●葉の形
…薄い皮質で上半分に鋭い鋸歯がある。裏側は灰白色
●分布
…本州(宮城、新潟以南)・四国・九州・沖縄
●備考
…葉の裏は蝋質
オキナワウラジロガシ
●殻斗のりん片
…横縞状
●どんぐりの特徴
…大きく球形
●葉の形
…皮質で光沢があり、全体に浅い鋸歯がある
●分布
…奄美大島・沖縄
●備考
…葉の裏は灰白色
アラカシ
●殻斗のりん片
…横縞状
●どんぐりの特徴
…上の方が幅広の楕円形で縦縞がある
●葉の形
…皮質で上半分に鋭い鋸歯がある
●分布
…本州(宮城以南)・四国・九州
●備考
…西日本で一番多い樫
シラカシ
●殻斗のりん片
…横縞状
●どんぐりの特徴
…やや長楕円形
●葉の形
…上半分のふちに浅い鋸歯がある
●分布
…本州(福島以南)・四国・九州
●備考
…剪定にも強いので生垣や庭園樹にする

クリ属
クリ(栗)は、ブナ科 (Fagales) クリ亜科 (Castaneoideae) クリ属 (Castanea) の木の総称です。
落葉樹。種子を食用にします。北半球の温暖で湿潤な地域に広く分布しています。
●殻斗のりん片
…長さ1㎝内外の刺を密生する
●どんぐりの特徴
…扁円形で褐色高さより幅が広い
●葉の形
…薄い皮質で光沢がある
●分布
…日本全土
●備考
…古代より野生のものが食され食糧用に栽培されている

シイ属
シイ(椎)は、ブナ科クリ亜科(Castaneoideae)シイ属(Castanopsis)の樹木の総称です。
シイ属は主にアジアに約100種類が分布し、日本はこの属の分布北限となり2種が自生します。
ツブラジイ
●殻斗のりん片
…堅果を包み、突起の横輪が10内外ある
●どんぐりの特徴
…小形で球形、黒褐色
●葉の形
…上半分に浅い鋸歯がある
●分布
…本州(関東以西)・四国・九州・沖縄
●備考
…防風・防火樹として使われる
スダジイ
●殻斗のりん片
…堅果を包む
●どんぐりの特徴
…小形で尖った長形、褐色
●葉の形
…鋸葉はほとんどない
●分布
…本州(福島、新潟以南)・四国・九州
●備考
…樹皮は黒褐色で、大木となると縦に深い割れ目ができるます。

マテバシイ属
マテバシイ属(Lithocarpus)(シノニム Pasania)は東アジア、東南アジアに約300種が分布、日本にはその内の2種 唯一の例外として北アメリカ南西部のオレゴン州とカリフォルニア州 に1種類、タンオーク Lithocarpus. densiflorus のみが隔離分布する
シリブカガシ
●殻斗のりん片
…うろこ状で灰褐色の短い毛がある
●どんぐりの特徴
…尖った長球形で黒褐色
●葉の形
…上方にかすかに鋸歯があり、裏は銀灰色
●分布
…本州(近畿以西)・四国・九州・沖縄
●備考
…堅果は穂状につく
マテバジイ
●殻斗のりん片
…うろこ状
●どんぐりの特徴
…大きい長形で褐色
●葉の形
…上方が幅広い長楕円形で、鋸歯はない
●分布
…九州
●備考
…堅果は穂状につく

ブナ属
ブナ属(Beech)はブナ科の落葉性広葉樹で、10種が存在する。ヨーロッパ、アジア、北アメリカの温帯に自生する。
ブナ
●殻斗のりん片
…トゲ状で四つに分かれる
●どんぐりの特徴
…赤褐色で3稜球形、一つの殻斗に二つある
●葉の形
…きれいなひだ模様
●分布
…日本全土
●備考
…腐葉土中に水を蓄え洪水を防ぐ
イヌブナ
●殻斗のりん片
…トゲ状で四つに分かれる
●どんぐりの特徴
…赤褐色で3稜球形、一つの殻斗に二つある
●葉の形
…きれいなひだ模様
●分布
…日本全土
●備考
…腐葉土中に水を蓄え洪水を防ぐ
ブナの保水力
水は循環しています。
森林の土壌が、雨水を貯め河川へ流れ込む水の量を平準化します。水源涵養機能と言います。
①洪水を緩和します
②川の流れを安定させ水資源を貯めます
③水を浄化します
日本のブナ林の神話
①ブナ原生林の土壌は1時間に約300 mmもの雨を吸収するほどの驚異的な保水力を誇ります。(いわてグラフ 第697号、2005)
②ブナは保水力の極めて高い木です。推定年齢200年のブナの木が蓄える水の量は1本あたり年間8トンといわれています。(トランヴェール6、2004)
③土壌が1時間に水を吸い込む量は森林では平均約260 mm、特に良い森林では最大400 mm にも及ぶとの研究結果も報告されています。 (白神への誘い、2001)
ブルーベリー【BLUEBERRY】

ブルーベリー
ブルーベリー(英: blueberry)は、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類。
北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称です。
栽培品種の成木の樹高は1.5-3m。
春に白色の釣鐘状の花を咲かせ、花後に0.5-1.5cmほどの青紫色の小果実が生ります。北米大陸でのみ栽培される野生種に近い品種は数十cm程度の低木です。果実は北アメリカでは古くから食用とされてきましたが、20世紀に入り果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ハーフハイブッシュ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出されました。
果実ブルーベリーは大まかに分けると2品種になります。
●栽培ブルーベリーと
●野生ブルーベリーとなります。
(野生ブルーベリーがローブッシュブル-ベリーの事)ハイブッシュブルーベリー を品種改良して栽培ブルーベリーとしています。
野生ブルーベリー
●ビルベリー
主に北欧に自生してます。
ビルベリーは目に良いアントシアニンが豊富に含まれるため、サプリメントとして利用されヨーロッパでは医薬品としても利用されています。
●ローブッシュブルーベリー
アメリカ北東部諸州からカナダ東部諸州にかけて広く自生しているブルーベリーです。
ローブッシュブルーベリーは風味が良いのが特長で、ジャム、ジュース、菓子類、シロップ漬け、ワインなどの加工品の原料に使用されています。
また、冷凍果実は海外に輸出され、日本には年間1万トン以上の輸入があり、各種加工品の原材料となっています。
栽培ブルーベリー
栽培種ブルーベリーは、20世紀初頭、アメリカ農務省によって野生種から栽培種に改良されました。
その後も品種改良を重ねることで、天候や土壌条件に対する適応力が広がり、栽培がしやすくなりました。また、病害虫に強い品種へと改良もされています。
風味が良い果実は粒が大きいので、機械での収穫に適しています。
●ノーザンハイブッシュ系
●サザンハイブッシュ系
●ハーフハイブッシュ系
●ラビットアイ系
ハーブ【HERB】

ハーブ
一般的に、特にヨーロッパで薬用の薬草やスパイス等として有用な植物を指します。主にキッチンハーブを指すことが多いです。
木本植物のローズマリーやローリエ等も、一般にハーブとして扱われる物も多いです。
ローズヒップ(バラの果実)の様に、その実や花弁等の有用部分のみを指してハーブと呼ぶようなものもあります。
薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれています。
劇薬の有毒植物もハーブに含まれ、使用や栽培に許可が必要なものもあります。
【利用方法】
1.食用として利用できるもの。
2.食べられないが香りを利用できるもの。
3.両方を利用できるもの。
4.香り以外の非食用用途のもの
【分類】
●薬事法で医薬品に分類
●食品
食品でも、
●セント・ジョーンズ・ワート=うつ病の薬
●イチョウ葉エキス
●エゾウコギ
は摂食に十分な注意が必要である
【雑貨】
…アロマテラピーで用いる精油
薬効を標榜すると薬事法に違反
【脱法ハーブ】
…向精神薬作用がある
法律により管理・規制されているものもあります。
近年使用者の犯罪行為なども注目され問題視されています。また、単にハーブと言った場合、大麻を指す隠語の場合もあります。
【分類】
●木本類
常緑樹 - ラベンダー、ゲッケイジュなど
落葉樹 - バラなど
●草本類
1、2年草 - ナスタチューム、ヒマワリなど
多年草 - ミントなど
球根類 - サフランなど
【歴史と文化】
▼ヨーロッパではキリスト教発祥以前から使われております。
▼古代エジプトではイチジク・ブドウと合せてヤグルマギクやケシの仲間が栽培された薬草園がありました。
▼ヨーロッパ中世を襲ったペスト(黒死病)の蔓延を救ったのも、ハーブの知識とされてます。
・例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされました。
・現在になってからの研究によるとこれらのハーブは抗酸化性が強く、免疫力を高めることが分かっています。
▼中世ヨーロッパでは、ハーブなどの知識に詳しかったりハーブを魔よけ等に使う知識を持った人々が魔女狩りなどで弾圧されました。
キリスト教ではない宗教性と繋がりのある人々がハーブの知識などにより人々を救い、そのことにより注目された反動として、キリスト教会が後になってこれらの知恵者を弾圧したのが魔女狩りの本当の理由だと言う説があります。
▼ハーブの知識は、ローマから距離的に離れなおかつローマ教会(カトリック)の影響の少ないイギリスに残りました。現在もイギリスではハーブガーデンを始めとしたハーブの知識が多く、1980年以降は代替医療として国家政策としても積極的に使用が推進されています。
▼イギリスから現在のヨーロッパやアメリカにもハーブの知識が伝わりました。また、ヨーロッパのハーブの知識は、移民との接触によって北米先住民にも伝わり、北米先住民の使うハーブに、ヨーロッパを原産とするセージが含まれていることもあります。
▼カール大帝はハーブの知識が豊富であり、ハーブを「医学の友にして料理人の称賛の的」と喩えたという。
食用ハーブ
【シソ科のハーブ】
● ヒソップ
●レモンバーム
●ミント
●バジリコ、バジル
●オレガノ
●マジョラム
●シソ (紫蘇)
●エゴマ (荏胡麻
●ローズマリー
●セージ (sage)
●セイボリー、セイバリー
●タイム
【セリ科のハーブ 】
●アニス
●イノンド、ディル
●アンゼリカ
●チャービル
●コリアンダー、香菜、パクチー、シラントロ
●ミツバ(三つ葉)
●フェンネル
●ロベッジ、ラビジ
●パセリ
【ネギ科のハーブ】
●チャイブ
●ニラ(韮)
【その他】
●タラゴン
●レモンマートル
●ルリジサ、ボリジ
●ケッパー
●レモングラス
●ゲッケイジュ、ベイリーフ、ローレル、ローリエ(月桂樹)
●レモンバーベナ
●オオバゲッキツ、カレーリーフ
●ギシギシ
●セイバ
●キンレンカ、ナスタチウム
●マスティハ
薬用・香用ハーブ
【キク科のハーブ】
●セイヨウノコギリソウ、ヤロー
●ムラサキバレンギク、エキナセア、エキナシア
●カモミール、カミツレ
●ナツシロギク、フィーバーフュー
●セイヨウタンポポ、ダンデライオン
●ワームウッド
●タンジー、ヨモギギク、エゾヨモギギク
●セイヨウフキ、バターバー
【シソ科のハーブ】
●ラベンダー
●ホアハウンド
●イヌハッカ、キャットニップ
●チクマハッカ、キャットミント
●クラリセージ、オニサルビア
【その他】
●サンザシ(山楂子)
●ジギタリス
●セント・ジョーンズ・ワート、セイヨウオトギリソウ
●トケイソウ、パッションフラワー
●ヘンルーダ
●ハマビシ(浜菱)
●セイヨウカノコソウ
毒草
●フキタンポポ、コルツフット
●ヨウシュヤマゴボウ、アメリカヤマゴボウ、ポークルート
●ヒレハリソウ、コンフリー
●ジャーマンダー
アダプトゲンのあるハーブ
●アシュワガンダ
●冬虫夏草
●党参(トウジン、ヒカゲノツルニンジン)
●エゾウコギ (シベリア人参/エレウトロ)
●ホーリーバジル (カミメボウキ)
●高麗人参 (朝鮮人参/オタネニンジン)
●イボツヅラフジ (グドゥーチー)
●アマチャヅル (ジャオグラン)
●甘草(カンゾウ)
●マカ
●霊芝(レイシ、マンネンタケ)
●ルージァ・カルタモイデス
●ロディオラ
●朝鮮五味子 (チョウセンゴミシ/オミジャ/シサンドラ)
●チャーガ (カバノアナタケ)
●シラジット
【科学研究の数は少ないものの、アダプトゲンである可能性のあるもの】
●アムラ (アマラキ)
●タイツリオウギ
●何首烏(カシュウ、ツルドクダミ)
●クコ(枸杞)
●ワダソウ
●シャタバリ
●パフィア